アクティブスピーカーの、PRESONUS ( プレソナス ) / Eris E3.5 とJBL / 104-BTを数年使用しているので、簡単な比較をしてみました。

個人的には、機能的にもデザイン的にも、デスク向けのEris E3.5とリビング向けの104-BTという印象です。

価格はけっこう変動するんですが、今現在(2023年8月)は、どちらも1.7万円代で同じくらいの価格帯です。ちなみにEris E3.5のBluetoothは2.3万円くらいなので、BT付きが必要な方は、104-BTがお買い得です。
※今回はBluetoothの比較は行いません。

有線の入力は、どちらもRCA, TRS, AUX。出力はイヤホンジャックです。

主な相違点は下記です。

Eris E3.5104-BT
音質クリアで高解像度豊かな重低音
リスニングポイント狭い 広い
自動スリープ
イコライザ

Eris E3.5

非常にクリアで高解像度な、モニターライクな音です。スマホのイヤホンジャック程度の入力でも、キレのある音質を感じられます。低音はやや弱めですが、背面に、低音と高音を調整するEQがあり、ある程度音質の調整ができます。

私は低音を補完するために、同じシリーズのウーファー、Eris Sub8を追加しました。

電源は手動ですが、スイッチが前面にあるため簡単に操作できます。

指向性が高く、リスニングポイントが狭いため決まった位置でリスニングをするデスク向きです。ただし、デスク直置きだと高さが合わないためスタンドが必要になります。

104-BT

このサイズにしては、低音がしっかりしていて、単体でバランスの良いサウンドが聴けます。Eris E3.5ほどの解像度の高さはありませんが、入力ソースが良ければ中音・高温もきれいに出ます。

新品で購入時は、音質にガッカリして、すぐにメルカリで売ろうかと考えましたが、DACやケーブルやインシュレーター等のカスタム次第で音質はかなり良くなりました。エージングもある程度必要だったのかもしれません。

リスニングポイントも広く、置き場所や聞く場所が限定されないためリビングでも使えます。可愛らしい丸形のフォルムで、白と黒のカラーバリエーションもあるので、インテリアに合わせやすいかもしれません。

主電源は背面にあり、電源を入れた際にかなりデカめの起動音を発します。ただし、自動スリープ機能があるため、主電源はつけっぱなしでの使用が想定されているようです。20分程度使用していないとスリープモードになり、なにかしらの音声入力があると自動で起動します。

まとめ

指向性が高くモニターライクな音質のEris E3.5は、デスクのPCで使用し、リスニングポイントが広く、自動スリープ機能のある104-BTはリビングで、iMacとレコードプレイヤーを接続して使用しています。

個人的には、Eris E3.5のクッキリした音質が好みなのですが、同じ価格帯でBTが付いてオールマイティに使える104-BTが、一般的には需要があるかもしれません。ただし、デフォルトだと音質が微妙なので、こだわる場合はカスタムが必要になります。Eris E3.5がそのままでも結構音良いので、